坂本勇人論

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日本プロ野球史上最高遊撃手の呼び声が高い坂本勇人。
2021年シーズンで現役15年目を数える。2019年には、メジャー行きを封印して「生涯巨人」を宣言。2021年東京五輪では、実質キャプテン・リーダーとして金メダルをもたらす活躍を見せた。
本書は、坂本のチームを引っ張るリーダー論、スター性、カリスマ性、勝者のメンタリティ、そして15年間のプロ野球人生を徹底分析。レジェンド級の実績や功績に加え、ここ一番の勝負強さをもつ「巨人軍・坂本勇人」を余すところなく語り尽くす。
初の坂本勇人キャリア本。『巨人軍解体新書』著者による、巨人軍シリーズ待望の第2弾。
【目次】
序章 坂本勇人はなぜ神なのか
第1章 「若武者」として伝説がはじまる
 ダイヤの原石から始まったレジェンドへのストーリー
 「若武者」としてがむしゃらに駆け抜けたシーズン
 原石だった「若武者」がダイヤの輝きを放つ
 一流の舞台で果たし始めるトップの責務
第2章 「若武者」から「歴代最高遊撃手」へ
 栄光と挫折を味わったシーズン
 ついに完成された歴代屈指の守備力
 屈辱を乗り越え、史上初のタイトルとキャリアハイ達成
 挫折を味わいながら、常勝軍団のコアとなる兆候が
 キャプテンとして初のリーグ優勝とMVPに輝く
 「通過点」となる2000本安打達成
 チームリーダーとして東京五輪での悲願の金メダル
第3章 そして遊撃手・世代トップに
 巨人軍のブランド力と球界の盟主
 「当たり前」のハードルが高いからこその厳しい評価
 シーズンを「捨てられない」高い視座
 「トップとしての責務」によって伸びる選手
 どの世界でも通じる「勝者のメンタリティ」
 日の丸を背負うプレッシャーを乗り越え悲願の金メダル
 スター選手ならではの人気の証
 坂本勇人のような「ヤンチャ」な選手の必要性
 坂本勇人から学ぶ「よく働きよく遊ぶ」から成長するマインド
 坂本勇人に見る「プロフェッショナル」とは?
 原巨人における「打の坂本勇人」と「投の菅野智之」の功績
 原辰徳と坂本勇人が共に歩んだ「キセキ」
 歴代最高遊撃手の対決 坂本勇人vs.松井稼頭央
 1988年世代はトップ選手が勢揃い
第4章 今後のキャリアの歩み方
 長年トップに君臨する名手・坂本勇人
 花形かつ負荷の高い遊撃手のコンバート遍歴
 坂本勇人のプレースタイルの変化と今後の課題
 遊撃手・坂本勇人の後継者問題
 気になる3000本安打の行方は?
 坂本勇人から学ぶ「令和のリーダー論」
 坂本勇人とデレク・ジーターの共通点とカリスマ性
 NPB歴代最高遊撃手へ
おわりに
 著者が「坂本勇人」「野球」から学ぶこと
あとがき

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