エラーが発生しました。
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く』シドニー五輪金メダリスト、高橋尚子 / ＜俺は、この劇団をいっぱしの劇団にすると決めてリーダーになったんだ。プロの劇団にすると＞ もう一度、あの時の強い気持ちを呼び起こし、初志を貫徹する決意を新たに走り続けた。周りも見ず、ただひたすらに前だけをみつめて（本文より）。2人になった劇団の再出発から作品の舞台となった宮崎公演にたどりつくまでを描いた第2巻。洋介、恭子の関係も徐々に変化を見せ始める。現実と虚構をシームレスにつなぐリアルな描写で著者の世界に引き込まれる、いま密かな話題の小説仕立てのビジネス書が3分冊でついに刊行!