拐われチドリと偽りカイマン

伊織 千景

214円(税込)

インプレス

「ライトなラノベコンテスト(※)」二次審査通過作品! ※livedoor Blog&impress QuickBooks主催・2014年3月結果発表。 応募時よりもさらにパワーアップした作品をお楽しみください☆ 本文にも表紙イラストを収録。挿絵は未収録です。 ●拐われチドリと偽りカイマン    戒ムレバ悪ガ満チ、鳥ノ羽ニハ血ノ華ガ咲ク <あらすじ> この頃巷で流行るもの 辻斬 強盗 人さらい 追い剥ぎ イカサマ 高利貸し 山里離れた森のなか 逃げる少女の名はチドリ どうして彼女は逃げるのか それは読んでのお楽しみ 道理も理屈もありゃしない 悪逆非道が世の常ならば あがいてもがいて生き抜いて 咲かせてみせよう悪の華。 悪漢譚(ピカレスク)の時代劇 死して屍拾う者なし <審査時の講評より> チドリの『正義』に対する台詞は、ヘタをすれば説教臭くなったり嫌みに聞こえたりする危険性があるが、キャラが心から語っているように感じられた。 もう一度読み返してみようと読者に思わせたり、この先の展開を想像させたりと、後を引く良い終わり方をしている。