幸せなダマし方 マジシャンの嘘はなぜ許されるのか

堂本 秋次

430円(税込)

インプレス

<本文より>
マジシャンになるのに手先の器用さは必要ないのだ。他のマジシャンよりも手先が器用ではなかった私が取り組んだのは、観客の心理を掌握するための術の研究だった。平たく言えば心理学であり、踏み込んで言えば嘘のつき方である。
・・・
嘘について学べば、それを本当のことに生かすこともできる。自分は正直に答えているのに、どうにも嘘っぽくなってしまったり、やけにいつも疑われてしまう、といったりするようなことはないだろうか。あなたがどうしてうそ臭いのか、それが分かれば嘘をつくときにも、逆に本当のことを言う時にも役立つに違いないのだ。

<目次>
私は嘘の専門家である
●1 上手な嘘のつき方
●2 相手を勘違いさせる方法
●3 相手を納得させる方法
●4 相手の記憶を操作する方法
●5 説得力のあるスピーチとは
●6 言葉以外の説得力
●7 嘘をつかずに騙す方法
●8 逆にあなたが騙されないために

<著者紹介>
堂本 秋次
奇術家・翻訳家。1989年6月5日生まれ。出身は北海道。プライベートなパーティーなどをメインの活動場所として、カードを中心としたクロースアップマジックを披露する傍ら、個人的な好奇心とマジックへの応用に期待して心理学や言語学を研究する。

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