年収1000万になる方法知ってるんだが、なにか質問ある? (impress QuickBooks) [Kindle]

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  • ■書名

    書名:年収1000万になる方法知ってるんだが、なにか質問ある?
    著者:平康 慶浩

    ■概要

    ブラック企業でも年収1000万円になる方法って!? 人事コンサルタ
    ントとして130社以上の人事制度構築を支援してきた著者がおくる、
    ビジネスパーソンのための昇給術指南書。ブラック企業の人事制度
    に関わってきた著者だからこそ知る「給与を増やすためのコツ」を
    教えます! 今すぐ実践できる、給与が増えるルールをキミの手に!

    【目次】

    第1章 会社の攻略法ってなんだ?

    ・キミは悪くない、ただ昇給するルールを知らないだけだ

    第2章 ラクをしながら給与を増やす

    ・朝、大きな声で挨拶をする
    ・仕事を頼まれたら、3回質問をする
    ・上司を真似

    [給与を増やすための会社のルール]
    ・給与規程を読め!
    ・嫌でも出世を目指せ!

    第3章 年収1,000万円以上を目指す

    ・自分の会社の1,000万円プレイヤーを知る
    ・会社の利益構造を知る
    ・自分ブランドを持つ
    ・社長と話せるようになる
    (From amazon)

    ■感想

    物凄い正しい事を言っていると思います。
    これをやれば1000万に届くかは知らないです。
    でも、ここに書かれている事をしっかりやって、給与が落ちる事は
    無いでしょう。

    難しいこともありますが、本当に給与を上げたいのであれば、
    やる価値はあります。

    何でもそうですが、何か成果を上げたければ、まずは、

    「どうやったら成果が評価されるのか?その仕組み、基準を知る
    事」

    が大事だと思います。


    こういうの簡単そうで、やはり難しいんですよね。
    物事の本質を知るとは、仕組みを知る事だと思います。

    安い割にオススメの本です。

    ■気になった点

    ・間違ってないけど、下手クソだよね。そもそも会社のルールを使
     いこなしてないから、そんなことになるんだよ。

    ・学校じゃねぇんだよ。会社の中に先生はいねぇよ!

    ・まず明日から、毎朝出社したら、必ず大きな声でみんなに挨拶を
     してください。

    ・課長は、部下の印象で評価をしてる、

    ・毎日、必ず同じ部署の人たちと会話することです。

    ・直接見ることができない君の仕事ぶりを、周りからの評判で確認
     するんです。そうやって君に対する印象が決まってくる。課長に
     だけ、いい顔をしても、周りの評判が悪ければ、最終的な印象は
     悪くなってしまいますよね!?

    ・わかっているから質問するんです。

    ・もちろん質問するっていうことは、その目的はわかっていない。
     それを聞くわけですよね。でも、目的があることがわかっている
     からこそ質問が出る。これは学校の授業で先生によく質問するタイ
     プの人なら、すぐにわかるはずなんですが……。

    ・質問は「その質問対象が大事だとわかっているからする」ものな
     んです。

    ・目的を聞いた次には、感想を交えて質問をしてください。たとえ
     ば、「会議で使う」という答えに対しては、「この資料を作るの
     って、大変だったんじゃないですか?」とか……、ね。

    ・3つめは、この例だと、その資料の本当の目的です。たとえば、
     会議で使う資料だったら、「会議ではこの資料を使って、なにを
     決めるんですか?」

    ・ぜひ、会社の給与規程を見てみてください。さて、ここで大事な
     ことは、この手当の構成から会社の人事方針がわかる、というこ
     とです。

    ・生活関連手当が手厚い会社は、生活関連手当を払わないと生活で
     きないレベルの給与しか、従業員に払う気がない、ということです。

    ・年齢給があって生活関連手当が多い会社というのは、「従業員が
     生活できるくらいの給与を払う」という人事方針の会社です。
     それのなにが悪いんですか? 言い換えますね。それは、「会社
     が儲かったとしても、従業員の給与を増やす気がない」という人
     事方針でもあります。

    ・まずは誰よりも早く出世するための方法を教えましょう。それは
     「上司を真似る」ことです。

    ・そこには専門性の違いとか、仕事の違いがあるからね。専門性が
     違う人たちが一緒に仕事をすることは頻繁にあるわけではない。
     でも、ごくまれに、そういう仕事をしなければいけないとき、最
     初から知り合いがいるのと、イチから関係を作らなければいけな
     いのとでは、ずいぶんとスピードが変わってくるよね。

    ・とりあえず、「上司を真似る」ということは確実に覚えておき
     ましょう。

    ・給与の天井があるから、出世しない限り、給与が増えなくなるタ
     イミングがくるわけです。それを乗り越えるためには、出世=昇
     格するしかありません。そこで、昇格を判断するルールが、どう
     なっているのかを教えましょう。

    ・論文審査と面接審査ってのもありますが……。 これが昇格審査
     のキモです! 会社の使い方で教えた「上司を真似る」というこ
     とが活きてくる部分でもあるんですよ。

    ・この質問からインタビューを始めると、どんな口下手な人でもど
     んどん話してくれます。これも簡単です! 自慢話なんて、そんな
     にあるもんッスかね?

    ・次に昇格後への期待なんですが、これは“思い”を聞くことが多
     いです。 思い? 昇格したあとで、なにをしたいのか、というよ
     うなことですね。

    ・正解です! ちょっとだけ言い換えると、「結果のためなら違法
     行為をしてもいいと思っているかどうか」がポイントになります。
     もちろん、思っている人はダメです。難しいのは、違法ではない
     グレーゾーンに対しての判断ですが、それでも遵法精神の原則を
     守れるかどうかは大きなポイントになります。

    ・年収1,000万円を目指すには、絶対に必要な条件が2つあります。
     えっ! 条件があるんですか?
     まず、そもそも今所属している会社で、1,000万円の年収をもら
     っている人がいるかを知ること。もし、いるのなら可能性は高く
     なるし、いないのなら高めのハードルを越えなくてはいけません。
     でも、まずは1,000万円プレイヤーの有無を知ること。そして、
     自分の会社の1,000万円プレイヤーがどんな仕事をしているのか
     を知ることです。

    ・利益構造で人事制度が決まる

    ・利益構造がいい会社では人事制度、というか給与水準が高く設定
     されやすいし、そうでない会社では給与水準は低く設定されます。

    ・「ブラック企業かどうか」っていうのは、本人が「働きに見合っ
     た評価や報酬を受け取っていると思えるかどうか」によるんです。
     これは年収1,000万円を目指すための次の条件に関係してきます。

    ・でも、この自分ブランドを持つということは、年収1,000万円を目
     指すために、とても有効なんです。特に、1,000万円プレイヤー
     がいないような会社ではね。

    ・ちなみに、ブランドそのものの定義は様々あるけど、本質はひと
     つです。それは「信用がある」ということ。

    ・社長と話せるようにはなっているけれど、それをまだ面白いとは
     思えていない場合、もうすこしステップアップが必要かもしれま
     せん。

    ・なぜなら、社長には3つの不安があるから。そして、その不安を
     解消してくれることを常に望んでいるからです。

    ・最初の資金繰りの不安はわかりますよね。どれほど儲かっている
     会社の社長でも、通帳からのお金の出入りには非常にシビアです。

    ・で、資金繰り不安はなかなか解消できません。だから次に、現場
     がちゃんと儲けているかが気になります。

    ・誰にも相談できないことばかりを考えなきゃいけないから、自分
     の中にある大事な“なにか”に、いつも問いかけるのが経営者の
     仕事だってことです。

  • 基本的なことだけど納得感ある。

  • 会社で出世する簡単な処世術が書いてある。
    日本の一般的な会社では本当だと思う。
    普通は誰も教えてくれないので知っておいて良い内容。
    これから10年くらいはまだまだ当てはまる会社が多いと思うので、特に若い人は読んでおいても損は無い。
    しかし、これからも世界的に伸びていく会社では当てはまらないので、実力をつける必要はある。
    この本に書いてあることだけしかしないと、能力の無い社会人となってしまうので注意が必要。

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著者プロフィール

セレクションアンドバリエーション代表取締役
1969年生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。アクセンチュア株式会社、アーサーアンダーセン、日本総合研究所を経て独立。企業の人事マネジメント、組織体制の改革を手がける。     

「2020年 『給与クライシス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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