あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる 〜恋をやめられない私たち〜 あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる 〜恋をやめられない私たち〜

あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる 〜恋をやめられない私たち‪〜‬

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発行者による作品情報

恋に名前をつけたい。これまでの恋ひとつひとつに。


恋を思い出す時はいつも、ちくりと胸が痛む。

なぜかというとその全てに住む「いつかの私」が、どれも綺麗なものじゃないから。


この本には15編の「恋」が綴られている。

どれもが幸せな物語ではないけれど、きっと、あなた自身のいつかの恋をかすめて、そのぬくもりを蘇らせるはずだ。


あなたがこの本を読み終わる頃には、恋って悪くないな、と思えていますように。

恋をやめられない私たちのことを、どうか愛せていますように。


※本書はnoteのマガジン「エッセイの花束」から恋愛のエピソードを抜粋し、大幅に加筆・修正を加えたほか、新たに5編のエピソードとイラストを書き下ろしたものです。


▼著者紹介

みくりや 佐代子(みくりや・さよこ)

微炭酸エッセイスト・ライター。

1988年生まれ、広島県出身。広島大学卒業後、金融機関に就職し、その後は広告代理店に勤務しながらフリーライターとして活動している。

2019年より趣味の一環として、ピースオブケイク社が運営するコンテンツプラットフォーム「note」にて“ちゃこ”名義で執筆活動を開始。

恋愛や生き方など自身の体験や価値観を綴ったエッセイは10ヶ月余りで累計90万PVを記録し、フォロワーは5000人を超える。

“微炭酸系”と称される、甘さと一緒に切なさの残る読後感の文章は「エモい」と話題に。特に20代、30代女性の読者に強く支持されている。

座右の銘は「女の可愛いと男の忙しいは信じるな」。好きな食べ物は汁なし坦々麺。


【目次】

はじめに




他人に合鍵を貰って他人の家に住んだ日々

人助けみたいな愛で

堂々と友達と呼べなかった幼さと不器用さ




男友達という罪について

君とは音楽でしか分かり合えない

恋や愛に似たまがいもののかけら

あの子は「かわいい」をむしゃむしゃ食べる




イルビゾンテのキーケース

あの夜のスーパーの駐車場だとか

要らない記憶は夜の電車にわざと置き忘れる




コーヒーを教えてくれたひと

スネ夫はいつも寂しい

腐敗した昨日に置いてきた健気で無垢な私を

AB型の君と2月の初詣


そして、春

恋の芽は暮らしに形を変えて


おわりに


◇あとがき◇

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2020年
4月15日
言語
JA
日本語
ページ数
58
ページ
発行者
インプレス
販売元
Impress Communications Corporation
サイズ
7.1
MB

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