不眠症のための睡眠薬と精神安定剤 (2) [睡眠薬編]: 市販薬を含む睡眠薬との適切な付き合いかた

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眠れなくてつらい、こんなときどうしていますか?

近年増加している不眠で悩む方々に、不眠の基礎知識、睡眠薬の知識、
また不眠を引き起こす精神疾患、精神安定剤の知識をわかりやすく解説します。

最新の睡眠薬療法を正しく知ることで、睡眠薬に対する誤解をなくし、
服用できず悩み続けている方の受診への抵抗感を減らします。

シリーズ第2巻は、市販薬を含めた睡眠薬について解説します。

▼目次

●不眠への対処法の基本は睡眠薬
●睡眠薬はこわいものではありません
●睡眠薬にもいろいろな種類があります
●睡眠薬はこうして作用します
 1) 神経伝達物質
 2) ベンゾジアゼピン系睡眠薬の作用
●睡眠薬の副作用
 1) 翌日、眠気が残る、ふらつく(持越し効果)
 2) 物忘れをする(健忘)
 3) 薬に頼るようになる(依存)
 4) 睡眠薬が効きにくくなる(耐性)
●睡眠薬への依存
 1) 依存性の低い薬が主流
 2) 使用者を悩ませるのが反跳性不眠
●睡眠薬の分類と不眠のタイプによる使い分け
 1) 入眠困難タイプの不眠
 2) 中途覚醒、早朝覚醒タイプの不眠
 3) 複合タイプの不眠
●睡眠薬、精神安定剤は代謝され、尿として排出されます
●睡眠薬を使用する際の注意点
 1) アルコールと一緒に飲んではいけません
 2) 睡眠薬は就寝の10~30分前に服用する
 3) 短時間の仮眠のためには使えない
●睡眠薬を必要とするとき、しないとき
 1) 睡眠薬が緊急に必要な場合がある
 2) アクシデントで睡眠薬を必要とすることもある
 3) 睡眠薬を必要としないケース

●付録 睡眠薬と精神安定剤を使うときの注意
 ・薬局で買える睡眠薬
 ・妊娠と睡眠薬
 ・自分に合う睡眠薬、精神安定剤とは

※本著は2011年10月発行の『あなたに合う睡眠薬と精神安定剤』(法研)を分冊、電子書籍化したものです。

About the author

医療法人社団真貴志会 南青山アンティーク通りクリニック理事長兼院長。1959年生まれ。84年徳島大学医学部卒業。医学博士。米国での臨床および研究経験も豊富で、薬物療法、精神療法、家族指導にも精通している。2000年より、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院客員教授を兼任。主な著書に、国内では『「非定型うつ病」がわかる本』(法研)をはじめ多数、海外では『Advances in Psychosomatic Medicine』(Karger社)、『Cutting-Edge Medicine & Liaison Psychiatry』(Elsevier Science社)などがある。

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