無理に学校へ行かせなくていい ?不登校を脱出した息子と私の記録?

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不登校は決してダメなことではありません。子どもはそこから多くを学び、親自身も一緒に成長することができる、いわばチャンスです。
しかし、学校や周囲の人間、そして最も近い存在である親ですら「学校に行くのは当たり前だ」と思ってしまうものです。
そしてその意識が子どもをさらに苦しめることにもつながりかねません。

本書は小学校五年生から中学校三年生まで不登校だった息子が、そしてその母親が、親子二人三脚で不登校を“脱出”するまでの軌跡を描いています。
子どもの不登校に悩むすべてのご家庭に役立つ考え方のいろはが詰まった一冊です。

【目次】
序章 私も子どもの不登校に悩んでいました
 不登校は決してダメなことじゃありません
 とことん向き合えば親子ともに楽になる
 不登校から脱出した一例を知ってほしくて
 不登校の前兆はどこもほぼ同じ

第一章 私の息子が不登校になるまで
 保育園 元々集団が苦手な子だった
 小学校一・二年 小さな“嫌”の積み重ね
 小学校三・四年 ますます学校での時間が減っていった
 小学校五・六年 自分で自分を苦しめた完璧主義と過剰な自意識
 中学校 入学式には参加するも不登校へ

第二章 不登校中の日々
 不登校から半年後まで 手探り状態で進む親子
 不登校から一年 昼夜逆転にならざるを得なかった理由
 不登校から一年以上経過 親子で不登校に慣れてきた
 さらに二年後の中学一年から二年生 外に出たがるエネルギー
 中学二年生 考え方も理論的になり対等に話すように

第三章 不登校を脱するきっかけとその後
 中学二年生後半 変わる予感
 中学三年へ 確実に変わっていく息子
 中学校卒業と現在に至るまで

終章 無我夢中でしたことを振り返ってみました
 不登校の息子と向き合うために作った6つのマイルール
 今まさに悩んでいる親御さんへのメッセージ

Ratings and reviews

3.0
1 review
Alex Crow
June 1, 2023
実体験から来る真摯で素晴らしい内容でした。 ただ、記述の端々に発達障害に対する典型的ではあるが偏った考え方、ゲームなどの娯楽に対する子ども世代との考え方の非受容など大人視点でのバイアスもやや見られ、その部分を慎重に差し引かないと個別ケースに対する現実対処のヒントを得るのは難しいかもしれません。皮肉なことに初めて不登校に接する方にとっては、そのへんが障壁になるかもしれません。 厳しいことを書きましたが、何者も「完全」はありえないということを思いながら、読ませていただくには大変良い本です。
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