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ビバ☆電子書籍!

電子書籍

「まさかとは思いますが、精神科医の「林先生」とは、想像上の存在にすぎないのではな……かった!」 ※お会いしました

2013/12/17


※林先生による紹介文がアップされました!⇒家の中にストーカーがいます/Dr 林のこころと脳の相談室

林先生にお会いした話です。

※塾講師の林先生ではなく、17年間もDr林のこころと脳の相談室を運営し、ネットで愛されまくっている精神科医の林先生のことです。
2ちゃんねるで、「今でしょ」じゃなく「居ないでしょ」の方の林先生というフレーズを見かけて、心の中で、だれうまーーー!と、ニヤニヤ喜びました。※「だれうま」も、にちゃんねる用語でしょうか?

 

●林先生の電子書籍を発売させていただきました

はてぶニュース「家の中にストーカーがいます」 精神科医・林先生の“名回答”が電子書籍で読めるの反応を見て、林先生のすごさをしみじみ思いました。
(なお、この記事のおかげで一気にこの新刊の情報が広まりました。記者様に感謝です)

ということで、林先生の電子書籍『こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です 』を、impress QuickBooksから発売させていただきました!

タイトルに、「まさかとは思いますが……」を入れればよかったのに、というコメントをいくつかいただいていました。僕も使いたくて、とても迷ったのですが、まだ林先生を知らない方にも興味を持っていただけるように、ちょっと具体的なフレーズを選びました。
ついでに表紙もすごく迷いました。重すぎても、軽すぎても、暗すぎても、明るすぎても、硬すぎても、柔らかすぎてもいけないし、精神科の話だと伝えなければいけない。紆余曲折を経て、この表紙に落ち着きました。

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●実際の林先生

ちょっとだけ語ります。

9月某日、僕は興奮気味で、ある有名病院の精神科エリアにいました。
もともと精神病理に興味があったので、心と脳の相談室は、何年もずっと、大好きで愛読していたサイトです。一ヶ月くらい、通勤の往復をそれだけ読んで過ごした時期もありました。そのときはさすがに自分もどこかおかしな気分になりましたが、やめられませんでした。
そんなふうに、いつもWebブラウザの向こうに想像していた林先生に、お会いできる日が来るなんて。

それからわずか三ヶ月ほどの12月13日、おかげさまで『こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です 』が発売となりました。電子書籍ならではのスピードに、林先生も驚いていらっしゃいました。

当然ですが林先生は実在されていました。そしてほんっとーに、ものすごくいいひとでした。見るからに優しくて、雰囲気も語り口調も穏やかで、メールのやりとりでも、ちょっとしたことを褒めてくださったり、思いやりがにじみ出ています。患者さんにも良い先生なのだろうなぁと容易に想像できました。

デスク周りの本棚には、いかにも難しそうな医学専門書がズラリと並んでいました。正真正銘のお医者様です。大変お忙しそうです。その最中、17年間欠かさずあのサイトを更新してこられたんだと思うと、本当にすごいっ!

 

●林先生と電子書籍

ちなみに、林先生はMac使いでした。
しかし電子書籍端末の話の延長で、僕が持っていたnexus7に興味を示し、機種名と値段をメモされていました。

今回の電子書籍は、記事ごとにタグ付けをし、巻末にタグに応じたリンク集(索引)があったり、同じ質問者の別の記事へのリンクがついていたりしますが、これらは、電子書籍でできることを試してみたい、という林先生のアイデアです。電子書籍に対してとてもポジティブで、色々とご協力いただきました。

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まとめると、個人的にも、いろいろな願いが叶った新刊なのでした。Kindleストアのサンプルだけでも、「まえがき」「家の中にストーカーがいます」全文など、けっこうな量が読めます。多くの方に手に取っていただけますと嬉しいです。

「あるいは、「林先生」は実在して、しかしここに書かれているような行動は全く取っておらず、すべては僕の妄想という可能性も読み取れます。」

 

●最後に宣伝です

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電子書籍『こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です』の販売ページはこちらです。 取扱いストアは今後も増える予定です。
Kindle
Kobo
Google Play

★impress QuickBooks(http://quickbooks.impress.jp/)は、スマホでも気軽に読める電子書籍です

鋭く端的な回答で大人気の「Dr林のこころと脳の相談室」の2500件を超えるQ&Aから、読み応え抜群の55件を厳選。病名などキーワード別の索引付き。さらに林先生書き下ろしコメント7000字以上、厳選したとはいえ、15万字以上のボリュームです。

林先生のもとへは、深刻だったり、心がえぐられたり、不思議だったり、ゾッとしたり、たまには笑えたり……真剣でリアルな声が、こころと脳の相談として集まってきます。

(まえがきより)
精神科Q&Aというタイトルだが、医療相談ではない。事実を伝えるQ&Aである。明るい事実もある。暗い事実もある。希望にあふれた事実もある。絶望しかもたらさない事実もある。そんな現実の中、医療相談は明るい希望だけを伝えるものである。つまりそれは事実ではない。精神科Q&Aは医療相談ではないから、事実だけを伝える。光か闇か、希望か絶望か、そういうことは意に介さず、事実だけを伝える。そんな精神科Q&Aをこころと脳の相談室で17年間続けてきた。これまで読者からいただいた質問メールは2万通をゆうに超える。

【目次】
プロローグにかえて 興味本位はダメですか?
●1章:いろいろなこころと脳の病気と症状
家の中にストーカーがいます
休職して遊びまわっている部下は擬態うつでしょうか
まわりの様子がおかしくなり、奇妙なことが続けて起こる
など
●2章:本人からの相談
12歳のころから頭の中で声がします。月に帰りたいです。
女性の肉が食べたい
皆と同じようにiPodの手術を受けたい
など
●3章:家族や知人からの相談
殺人を依頼されました。引き受けると答えました。
一人の女性のために職場が崩壊しそうです
アスペルガーかと思っていたのですが、前頭葉に損傷が見つかりました
など
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●索引