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林先生自ら企画の新刊『虚言癖、嘘つきは病気か』発売!

2014/09/01


『家の中にストーカーがいます』でおなじみ、精神科医 林先生の新刊です!
単に自分が林先生の大ファンということで、上記タイトルのときと同様、
2タイトル目の発売を本当に嬉しく思っています!
今回もそのハイテンションに任せてご紹介です。


虚言癖、嘘つきは病気か
   Dr.林のこころと脳の相談室特別編

きっかけは、林先生からのメールでした。

あるいはお気づきかもしれませんが、
数ヶ月前から私のHPで虚言を積極的に取り上げています。
するとどういう偶然か、虚偽の疑いに関するニュースが世を騒がせていますね・・

そのタイミングに合わせることにはプラスとマイナスがあるかと思いますが、
虚言は私がかねがね注目していたテーマでもあり、
一度まとめてみたいという気持ちがあります。

?★9/3追記:林先生による告知記事も更新されました!:http://kokoro.squares.net/?p=2839

 

2014年の最新事例も収録
目次例(本記事末尾)をご覧いただくと分かりますが、
本書では、近年世間を騒がせた何名かの事例も解説しています。
最近でいうと、佐村河内氏、STAP細胞、号泣議員など。
それぞれゴシップ記事は世間に溢れていますが、
本書では林先生がいつも通り、精神科医として冷静に分析をしています。

例えばこんな比較も。
2_iqb20140901_iph.jpg

 

 

林先生も絶賛!(*≧m≦)=3
またまた、林先生メールからの引用ですが、
電子書籍制作も終盤に差し掛かったところでの一言です。

ところで、能天気な話で恐縮ですが、この本、面白いですね。
・・・自分の文章を面白がって読むとは実に能天気ですが・・

さらに発売直前・・・

校正で通読して、また能天気にもこの本はとても面白いと実感してしまいました。

ということで、われらが林先生も一押しの(笑)新刊、詳細は下記のとおりです。
一人でも多くの方に届きましたら嬉しいです!

※リリース:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000442.000005875.html

 

商品情報
kyoge_cover
※画像はKindleストアにリンクしていますが、GALAPAGOS STORE、楽天Kobo、Google play、appleなど主要ストアでも順次発売予定です。

<まえがきより>
本書は、虚言者、または虚言者かもしれないケースの実例集である。だが彼らを非難する本ではない。そういう意図は一切ない。

嘘はいけない。嘘は悪。それが人間社会の普遍ともいえる道徳律だ。嘘つきは泥棒の始まりという言葉もある。それでも本書は、嘘つきを非難しない。記載はする。分析もする。だが非難はしない。
(略)
虚言についての医学的研究は驚くほど少ない。虚言は精神医学の死角にある。

もとより、精神の病とは病気か病気でないかの境界が曖昧なものだ。境界は揺れる。時代によって。文化によって。社会によって。個人の考えによって。そして、時代も文化も社会も、個人の考えの集合から成り立っている。だから、一人ひとりのお考えが何より大切である。虚言癖、嘘つきは病気か。それは本書の44のケースを通して、読者の一人ひとりにお考えいただく問いである。

 

<目次>
■1章 虚言者たち■
Case 1 嘘ばかりの夫
Case 2 自分を守ろう、よく見せようとして大量の嘘をつく
Case 3 異常なプライド
Case 4 美容整形を繰り返し、演技ばかりの私
Case 5 同僚が嘘ばかりついて周りに心配して貰おうとします
Case 6 一人の異常な嘘で職場がめちゃくちゃです
Case 7 パワハラだという事実無根の密告
Case 8 結婚詐欺
Case 9 同僚の信じ難い虚言で酷い目にあった
Case10 一度嘘をつき始めると、ストーリーやセリフがどんどんわいてきてしまう
Case11 自分の嘘を本当だと思ってしまう
Case12 彼が自分の記憶を書き換えます
Case13 怒って誤魔化す(?)虚言者
Case14 私は小さい頃からしょっちゅう嘘をついてしまいます
Case15 虚言癖と浪費癖のある姉
Case16 とても嘘を言うような人には見えないが、実は虚言だらけの彼女
Case17 虚構の世界に生きる彼女
Case18 嘘ばかりの妹、ところが自分は被害者で、絶対に正しいと思っている
Case19 正義のためだなどと言って平気で嘘をつく姉
Case20 嘘の多い母に育てられた自分の虚言癖を治したい
Case21 私につきまとう虚言男
Case22 森口尚史氏「iPS心筋を移植 初の臨床応用」
Case23 佐村河内守氏「全聾の天才作曲家」
Case24 野々村竜太郎氏「政務費で1年に195回出張、記者会見で号泣」

■2章 ノルウェイの森の虚言者■
Case25 緑
Case26 美少女L

■3章 虚言の精神医学■
Case27 嘘を繰り返し、刑務所にも3回入った父
Case28 前科、前歴、虚言癖のある弟
Case29 お金を盗む、嘘をつき続ける、小学校6年男子
Case30 嘘が異常に多く、窃盗もした息子
Case31 懲りない詐欺の繰り返し
Case32 ミュンヒハウゼン症候群
Case33 明らかに嘘をついているのに自覚がない夫
Case34 夫は覚せい剤をやめたのに、他人から貰った普通の薬を飲むと精神症状が出ます
Case35 相談に乗っていると、明らかな嘘がたくさん出てくる
Case36 兄からの性的虐待の夢。いろいろな記憶が曖昧。現実感がない。
Case37 私は本当に虐待されたのでしょうか
Case38 たとえそれが解離であっても、嘘は嘘なんですか
Case39 自分の正体がわかりません
Case40 私の症状は全部嘘なんです
Case41 どれが本当か嘘か自分でも分からない

■4章 虚言者?たち■
Case42 南アフリカの手話通訳者
Case43 金メダリストA氏の性犯罪
Case44 小保方晴子氏

 

<著者紹介>
林 公一(はやし きみかず)
精神科医。医学博士。ウェブサイト「Dr.林のこころと脳の相談室」を1997年に開設。月のアクセス数が150万を超えるこのサイトのメインコンテンツである「精神科Q&A」は、インターネットの読者からの受け付けた質問に、林医師が事実を回答するもの。なお、サイトがクリニックの宣伝の要素を持つことを避けるため、実際の診療場所などは一切公開していない。