Kindleストアのサムネイルは、紙の本っぽいほうがいい?
2013/08/01
どうも、にくQです!
突然ですが、僕が持っているのは電子書籍『「ロボット」心理学 ~[ネオフィリア] – なぜ、人は新しいものを求め続けるのか (impress QuickBooks)』の表紙です。
両手に、2種類ありますよね。両方とも、同じ本のために作った表紙なんです。
みなさんは、どっちにひかれますか??
QuickBooksがスタートするとき、表紙についてもいろいろ議論しました。2012年2月当初です。電子書籍ストアと言えば、紀伊国屋書店とか、リーダーストアとかでした。
楽天KoboやKindleストアが日本でオープンしたのはその半年以上あとです。電子書籍のユーザーは今よりずっとずっと少なくて、何がベストなのか、分かりにく状況でした(言い訳か!)。
最終的にたどり着いたのが、むかって右側の、文字だけクッキリさせた表紙です。ポイントは、小さい小さいサムネイルになっても、文字がちゃんと読めるということです!色も白地にビビットな文字色が映えますね~
KindleストアでQBシリーズを検索して、出版年月をさかのぼっていくと、この通りです。本が並んでるという感じじゃないですね……。
で、この方針で約1年やってみたわけなんですが、その間に楽天Koboが始まって、Kindleストアも始まって、電子書籍の発売タイトルもぐんぐん増えて、ユーザーも増えましたね。ストアに並ぶほとんどの本は、紙の書籍を電子化したもので、紙の書籍の表紙をそのまま使っています。
今年に入ったあたりから、僕たちもなんとなく違和感をもち始めて、途中から、ふつうの本のような表紙(ってなんだー、って問題もありますが)に切り替えています。
そして気づいたんです。
「サムネイル上の文字の読みやすさは、読者にとってはあんまり大事じゃないっぽいのだ。っていうか、紙の本っぽいふつうの表紙のほうが、人気を呼ぶっぽいのだ!」 ←※はじめての方へ。僕の上司です
ストアのページで商品を一覧表示するとき、サムネイルとともに、タイトルが一緒にテキスト表示されることが多いですよね。だから、サムネイルではあくまで、雰囲気が伝われば十分なのかもしれません。
ということで今夜、kindleストアのサムネイル表示、文字タイプの表紙のものは、紙の本っぽくデザインしたものに、一気に模様替えします!(予定)
これで、売れ行きが変わったりしないかな。また、レポートしますね!