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家族のための「認知症」対策完全ガイド (3) 認知症が進んだ家族の介護

健康

家族のための「認知症」対策完全ガイド (3) 認知症が進んだ家族の介護


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参考価格:400円 (税込:440円)
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認知症の詳しい知識と治療、原因となる疾患、

介護の方法、接し方、介護保険の利用法などを網羅!

 

第3巻では「認知症が進んだ家族の介護」を学びましょう。

 

わが国の認知症高齢者は、最近の調査で500万人近いことが明らかになりました。

また、約400万人が認知症予備軍の軽度認知障害と言われています。

 

今後、団塊の世代が後期高齢者になるにしたがい、

ますます認知症高齢者の増加が予測されます。

 

そこで重要なことは、認知症にならないための予防やその早期発見と早期治療、

そしてもし認知症になったとしてもその進行を抑える方法を知り、

さらに介護者が楽に介護できるコツを知ることです。

 

本書では、認知症の病態から薬物療法そして行動心理症状(BPSD)に関し、

重要なポイントは図にまとめ、わかりやすく解説します。

 

 

▼目次

 

認知症の人への接し方

・介護者にとって楽な対応を考える

・話しかけるときのコツ

・短い言葉で要点だけを伝える

・もの忘れを治そうとしない

・認知症の人の感情に配慮する

・できることには手を出さない

・意味のない禁止はしない

・「家族にしかできないこと」がある

 

BPSDとは?

・BPSDとはどのようなものか?

・BPSDが起きない介護のしかたとは?

・BPSDの裏にある理由を想像しよう

・BPSDの対処を間違えると認知症が進む

 

BPSDへの対処

・食べたことを忘れてしまう

・なんでも口に入れてしまう

・夜中に起きて騒ぐことがある

・汚れた下着などを隠す

・入浴を嫌がるようになった

・便を触る

・排泄の失敗をくり返す

・外へ出て帰れなくなる

・夕方「家に帰る」と言い出す

・介護を拒否する

・見えないものが見えるという

・「お金を盗まれた」という

・店の物を勝手に持ってくる

・何でも拾ってくる

・嫉妬深くなった

・突然、大きな声で叫ぶ

・暴力をふるう

・「日常生活自立支援事業」も頼りになる

 

トラブル回避

・悪質商法に気をつける

・失火や交通事故に気をつける

・ひとり暮らしが困難になるのは?

・成年後見制度の利用を考える

 

介護保険

・介護保険の利用を検討する

・介護保険制度の基本を知ろう

・介護保険の申請のしかた

・訪問調査で注意したいところ

・認知症の介護に役立つ介護サービス

・通所系サービスを利用する

・夜間対応型訪問サービスを利用する

・認知症高齢者グループホームを利用する

・在宅が難しくなったら介護施設に転居する

 

 

▼監修者紹介

 

今井幸充 (いまい・みちゆき)

 

医師、医学博士(聖マリアンナ医科大学)、精神保健指定医。

1984年、聖マリアンナ医科大学大学院卒業。聖マリアンナ医科大学神経精神科、

米国ハーバード大学ブロクトンVA メデイカルセンター等で研修の後、

1989年、聖マリアンナ医科大学神経精神科講師。

米国ワシントン州立ワシントン大学客員研究員等を経て、

1996年4月、聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室助教授、同大学、東横病院精神科部長。

2001年7月から2012年9月まで、日本社会事業大学大学院に勤務。

2004年4月、同大学専門職大学院福祉マネジメント研究科教授、

2006年4月同研究科科長、同大学常務理事を務める。

2012年10月より、翠会和光病院院長。

日本認知症ケア学会副理事長、日本介護福祉学会理事、日本老年社会科学会理事、日本老年医学会代議員。