親が認知症かもしれない 頑固、怒りっぽい、疑う、不安がる、ふさぎ込む
- 杉山 孝博
- 2014/08/28
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日本の認知症高齢者数は462万人!
認知症は身近な問題です
多くの人が持っている認知症のイメージは、「自分が自分でなくなる」という恐怖感、家族に大きな負担をかけるという遠慮、治療困難な進行性の病気であるという絶望感などでしょう。
認知症を正しく理解する、疑いが出てきたら早期診断・早期治療を受ける、介護負担を軽くするため介護サービスを積極的に利用する、専門職や介護体験者などと交流するなど、前向きに対応することにより、介護の混乱が軽くなり、認知症の人の状態も落ち着くことは、私の経験からはっきり言えます。
認知症の人の世界を理解することを中心として、「親が認知症かな?」と思ったとき、どうしたらよいかを一緒に考えていきたいと思います。
(本文「はじめに)より)
<目次>
- 認知症とは?
- 認知症の原因…一次的要因と二次的要因
- 認知症の主な一次的要因
- 認知症と遺伝
- どのような症状が出てきたら、認知症を考えるのか
- 認知症の早期診断、医療機関受診のための工夫
- 認知症の診察と検査
- 認知症の治療―特にアルツハイマー型認知症治療薬について
- 認知症の人の世界を知る―認知症を理解して、よりよい介護を
- 周辺症状への対応のコツ
- 服薬管理の問題
<著者紹介>
杉山 孝博
川崎幸(さいわい)クリニック院長。1947年愛知県生まれ。医学博士。現在、訪問対象の患者は、約140名。1981年から、公益社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)の活動に参加。全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問、公益財団法人さわやか福祉財団評議員。著書は、『よくわかる認知症ケア 介護が楽になる知恵と工夫』(主婦の友社)、『こころライブラリー イラスト版 認知症の人のつらい気持ちがわかる本』(講談社)、など多数。