上場企業、外資企業のトップを務めた経営者が説く 「発信力」の磨き方 実践編
- 上田 昌孝
- 2014/01/20
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なぜ発信力を磨かなければならないのか?
なぜ考える力を身に付ける必要があるのか?
著者は外資、上場企業などでトップを務めている経営者。最初は著者も「考える力」「発信力(伝える力)」が乏しかった。経験を積み重ねてきた著者自ら試行錯誤し、身に付けた生き残るための考え方とは。
これから日本国内そして世界で勝負していく若手社員、中堅社員、学生たちに向けて、自らが得てきた「考える力を養い、発信する力を磨くこと」について丁寧に解説していく。発信力を身に付けるために重要な点について解説した「現状理解編」と考える力と発信力を磨く手法について具体的に解説した「実践編」の2部作。
【まえがきより】
これから紹介する実践法は、今日始めて明日できるようになる、というものではありません。しかし、地道な訓練を継続させることによって、論理的思考を身に付けられることをお約束します。
論理的思考は、皆さんにとってこれからの世の中を生き抜くための大きな武器となるでしょう。ビジネスシーンだけでなく、プライベートにおいても、この思考法さえベースにあれば、生き方に迷いがなくなるはずです。まわりに左右されることなく、自分の意思で選択し、人生を切り開いていくことができるからです。
本当にそうなのだろうか? まずは疑いながらでも構いません。ぜひ、論理的思考の世界へとはじめの一歩を踏み出してみてください。
【目次】
第1章 「伝える」ことがコミュニケーションだと思っていませんか?
- コミュニケーションとは「共有」すること
- なぜ「コミュニケーション」が必要不可欠なのか?
- なぜ「齟齬」は起きるのか?
- 「伝わる」ように伝えること
第2章 実践!「共有する」コミュニケーションの訓練法
- 実践① 自分が使っている言葉、他人から聞いた言葉に、複数の意味の可能性を考えよう
- 実践② 日常に起きる出来事について、「事実」が何であるかを確認し、
- その「事実」についての解釈を考えよう
- 実践③ 世の中のニュースに対して、自分の意見をもとう
- 実践④ 英語を習得しよう
第3章 発信し、相手に評価してもらうことで成長する
- 実践⑤ 実際に自分の意見を発信しよう
- 実践⑥ 伝わったかどうか確認しよう
- 実践⑦ 発信した内容を評価してもらおう
【著者略歴】
上田 昌孝(うえだ・まさたか)
1955年4月5日生まれ。私立成蹊高等学校、一橋大学経済学部卒業後、1979年三菱銀行入社(現・三菱東京UFJ銀行)。1983年アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社入社、個人カード事業担当副社長、アジア地区提携カード責任者などを務めたのち、2001年よりアメリカンホーム保険会社会長兼CEO、2007年より株式会社セシール代表取締役兼CEOなどを歴任。現在、株式会社ディノス・セシール取締役会長、株式会社アルマード代表取締役、特定非営利活動法人 日本卵殻膜推進協会副理事長、香川大学客員教授などを務める。