POD(プリント・オン・デマンド) / エッセイ・ノンフィクション / 人文・思想 / 健康
こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます “こころの風邪”などありません、それは“脳の病気”です
- 林 公一
- 2013/12/13
Powered by YONDEMILL
参考価格:500円 (税込:550円)
※販売価格は各ストアによって異なります。
▼ご購入はこちら
▼外部サイトのレビューを見る
鋭く端的な回答で大人気の「Dr林のこころと脳の相談室」の2500件を超えるQ&Aから、読み応え抜群の55件を厳選。病名などキーワード別の索引付き。さらに林先生書き下ろしコメント7000字以上、厳選したとはいえ、15万字以上のボリュームです。
林先生のもとへは、深刻だったり、心がえぐられたり、不思議だったり、ゾッとしたり、たまには笑えたり……真剣でリアルな声が、こころと脳の相談として集まってきます。
【まえがきより】
精神科Q&Aというタイトルだが、医療相談ではない。事実を伝えるQ&Aである。明るい事実もある。暗い事実もある。希望にあふれた事実もある。絶望しかもたらさない事実もある。そんな現実の中、医療相談は明るい希望だけを伝えるものである。つまりそれは事実ではない。精神科Q&Aは医療相談ではないから、事実だけを伝える。光か闇か、希望か絶望か、そういうことは意に介さず、事実だけを伝える。そんな精神科Q&Aをこころと脳の相談室で17年間続けてきた。これまで読者からいただいた質問メールは2万通をゆうに超える。
【目次】
●プロローグにかえて 興味本位はダメですか?
●1章:いろいろなこころと脳の病気と症状
- 家の中にストーカーがいます
- 休職して遊びまわっている部下は擬態うつでしょうか
- まわりの様子がおかしくなり、奇妙なことが続けて起こる
など
●2章:本人からの相談
- 12歳のころから頭の中で声がします。月に帰りたいです。
- 女性の肉が食べたい
- 皆と同じようにiPodの手術を受けたい
など
●3章:家族や知人からの相談
- 殺人を依頼されました。引き受けると答えました。
- 一人の女性のために職場が崩壊しそうです
- アスペルガーかと思っていたのですが、前頭葉に損傷が見つかりました
など
●関連記事
- トレドミンの副作用で死亡した人がいると聞いたのですが
- 自分の「うつ病」を宣伝している友人は、擬態うつ病でしょうか
- 精神科の診断書は無敵のカード?
など
【著者紹介】
林 公一(はやし きみかず)
精神科医。医学博士。ウェブサイト「Dr.林のこころと脳の相談室」を1997年に開設。月のアクセス数が150万を超えるこのサイトのメインコンテンツである「精神科Q&A」は、インターネットの読者からの受け付けた質問に、林医師が事実を回答するもの。なお、サイトがクリニックの宣伝の要素を持つことを避けるため、実際の診療場所などは一切公開していない。