坂本龍馬 1
- 白柳 秀湖
- 2015/10/23
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現在の「坂本龍馬」像を決定づけた幻の長篇小説 第1巻
薩長同盟の締結に奔走してこれを成就、
海援隊を結成しその隊長として貿易に従事、
船中八策を起草して海軍の拡張を提言……。
明治維新の立役者にして民主主義の先駆者、
現在の坂本龍馬像を決定づけた幻の長篇小説が復刻!
▼目次 第1巻
・月下の難波潟
・メリケンの横暴
・土佐の大地震
・左馬介光春の後裔
・山内忠義の英断
・才谷屋と呼ばれた酒屋
・井口村暗夜の刃傷
・平井誠一の最期
・池田寅之進の復讐
・弟の死骸を背負うて
・血まみれの死骸
・一家鏖殺しの評議
・作戦の裏をかく一言
・機智と雄弁
・下郎同然の軽格
・血染の下緒を啜りて
・寝小便と洟垂
・潮江の天狗台
・怪行者と門閥政治
・人妻に堕胎薬
・天狗の巣窟へ
・神仏を疑わぬ心
・深夜の天狗台
・怪しい光、怪しい姿
・貞操は取返されぬ
・龍馬初めて江戸に学ぶ
・鹿島立に本人の雲隠れ
・領石村の掛茶屋
・二枚屏風の錦絵
▼著者紹介
白柳秀湖(しらやなぎ・しゅうこ)
1884~1950。静岡県生まれ。中学生の時、島崎藤村の『若菜集』に触れて文学に目覚めると同時に、
足尾鉱毒事件によって社会問題にも関心を持つようになる。
早稲田大学在学中は、幸徳秋水、堺利彦ら平民社の社会主義運動に共鳴。
1905年には、中里介山らとプロレタリア雑誌「火鞭」を創刊する。
その頃から論集『鉄火石火』、創作集『黄昏』などを発表して気鋭の作家、評論家として注目を集める。
また市井の歴史研究家としても活躍し、幕末以降の日本の歴史を政治、経済、文化の側面からとらえる
『財界太平記』、『西園寺公望伝』、『坂本龍馬』などの作品を残している。